買取のコツ

不用品を売るおすすめの方法とは？宅配買取について詳しくご紹介！

引っ越しや大掃除によって、大量に不用品が出てくる場合もありますよね。
それらを買取に出せば、お小遣い稼ぎにもなります。
しかし、どのように買取をすればよいかわからないという方も少なくありません。
そこで今回は、不用品を売るおすすめの方法と宅配買取についてご紹介します。

□不用品買取サービスの違いと特徴

不用品の買取を専門としている業者は多く存在しているため、不用品の回収や引き取り、買取をしようと思った際、困ることはほぼないでしょう。
しかし、買取してほしいものをなんでも買取してくれる、というわけではありません。
買取可能なもののみが査定されたり、業者が専門としている品目のみを買取したり、持ち込んだものの中で価格がつくもののみを買取したりなど、買取パターンは様々です。
一般的な不用品の買取業者のメリットとデメリットをご紹介します。

1つ目は、「特定ジャンルの買取」です。
メリットは、ジャンル特価のため、買取の価格が高めであることです。
デメリットは、故障しているものや古い物は買取を断られる場合があることです。

2つ目は、「総合買取専門店」です。
メリットは、家電やブランド品、楽器などが適正価格で売れることです。
デメリットは、小物類や雑貨は、買取の対象外の場合があることです。

3つ目は、「リサイクルショップ」です。
メリットは、衣類や雑貨のような小物類も含め、何でも売却できるところです。
デメリットは、買取金額が相場通りになるとは限らないところです。

4つ目は、「不用品回収業者」です。
メリットは、不用品の処分に時間をかけることなく、片付けをまとめてできるところです。
デメリットは、最終確定した処分にかかった費用がいくらになるか比較が難しいところです。

5つ目は、「引越し業者」です。
メリットは、引越しと同時に不用品の処分でき、引越し代金も安くできるところです。
デメリットは、買取の対象品目が、家電や家具などに限られる場合があることです。

□宅配買取の流れ

宅配買取の流れは、準備、確認、申込、査定、入金です。
まず準備では、ご本人様確認用書類のご用意しましょう。
発送する本などの商品を入れたダンボールの中に、マイナンバーカードのコピー又は運転免許証を同梱してください。
2箱以上集荷の場合、身分証のコピーはどれか一箱に同封するので十分です。

次に、梱包です。
身分証のコピーを入れ、本や漫画セット、DVDやゲーム類が傷つかないように、緩衝材を入れるなどして、隙間がないような梱包がおすすめです。
紙袋で発送する場合は、頑丈に梱包して発送しましょう。
梱包の大きさは、商品を詰めた状態で、成人の男性が無理なく持ち上げられる程度のものを準備するのをおすすめします。

次に、時間の確認です。
宅配買取のお申込み確認後に、ヤマト運輸に商品お引き取りの手配をいたします。
次に、お申し込みです。
宅配買取のお申し込みが済んだら、あとは待つだけです。

お申込みの際に指定したご住所及び日時に、ヤマト運輸がご住所を印字済みの伝票を持って伺います。

次に、買取査定です。
古本や漫画セット、DVDやゲーム類が業者に到着後、一般的には、2～4日以内に査定結果がメールにて届きます。
査定結果のメールが届いたら、指定の流れに沿って手続きを完了させましょう。

最後に、入金です。
査定結果に承諾したら、最短では翌営業日に指定した金融機関に振込みされます。
振込が完了したらメールにて連絡される場合が多いので、入金確認をしましょう。
古本や漫画セット、DVDやゲーム類の宅配買取を申し込む場合、有効期限内の身分証明書が必要になるので準備しましょう。

利用できる身分証明書は、
・運転免許証（現住所とお名前の記載があるもの）
・マイナンバーカード（通知カードは不可）
・パスポート（現住所とお名前の記載があるもの）
・写真付住民基本台帳カード（氏名・住居・生年月日の記載があるもの）
・住民票（氏名、住居、生年月日の記載があるもの。コピー不可。発行から6ヶ月以内）
・国民年金手帳（オレンジ表紙のもので、現住所とお名前の記載があるもの）
青表紙のものは、住所記載がないので注意が必要です。
・身体障害者手帳
・外国人登録証明書
です。

□不用品を高く売るコツとは？

＊付属品は揃えておくのが鉄則

不用品をなるべく新品のものと同じ状態にしておくことが、不用品買取において最も重要です。
掃除をして、周りをきれいにしておくことや、買った時に揃っていたセットが全てあるかどうか確認しましょう。
外箱や取り扱い説明書、替えの部品といった付属品を取っておくことはとても重要です。
家電や家具においては外箱を置いていないかもしれませんが、ブランドもののバッグやゲーム機などは、外箱が商品の価値を表すため、ない場合は買取価格が変動します。

取り扱い説明書では、特に海外のゲームや家電の場合、使い方が分からないことも考えられるので、すべて揃った状態で売ることは大切です。

＊テレビはリモコンがないと売れない？

テレビやブルーレイレコーダーなどの家電には、リモコンが付属品として付いています。
外箱や取り扱い説明書がない場合は、価格への影響はそこまで大きなものでないとしても、テレビのリモコンがないと操作がしにくいので、「売れないのではないか」と思われるかもしれません。
確かに、テレビやブルーレイレコーダーにとってセット品としてリモコンがあるので、欠けている場合は買取価格から一定額マイナスされます。
しかし、リモコンとテレビとは別の品物であり、テレビそのもの自体にも、十分に価値はあります。

一般的に、家電屋では、リモコンとテレビはセット品として売っていますが、もちろん、リモコンだけでの販売もあります。
また、同じメーカーのリモコンであれば、違う商品のリモコンの場合でも利用可能であることが多いので、リモコンがなくてもテレビが売れないことはありません。
新しいテレビだけどリモコンだけなくしてしまった場合や、リモコンが見つからない古いテレビを売る場合でも、買取業者に諦めずに買取してもらうように確認してみると良いでしょう。

□取り扱い可能な商品・状態

本や漫画の場合の、取り扱い可能な商品や状態についてご紹介します。

取り扱い可能な商品は、
・ISBNコードがある
・本屋さんで販売されている書籍
・ビジネス書、専門書、医学書、工学書、漫画、コミック、ライトノベル、文庫本、洋書、ゲーム攻略本、写真集、絵本
ものです。

不可能な商品は、
・ISBNコードがない
・本屋さんで販売されていない＝買取不可
・コンビニ専売コミック（表紙カバーがない）
・パンフレットやカタログ（通販、映画、ライブなど）
・同人誌
・100円ショップの本
・ファンクラブ会報
・教科書
・雑誌（発売5年以内）
・週刊誌、マンガ雑誌
・6年以上前に発行された全ての雑誌
です。

不可能な状態としては、
・過度の日焼けがあるもの
・水濡れ、シミ、カビがあるもの
・蔵書印（ハンコ、印鑑、名前印）があるもの
・非売品、定価のないもの
・マンガ喫茶落ち
・乱丁、落丁のあるもの
・表紙カバーがないもの（コンビニコミック含む）
・付録付で付録が欠損しているもの
・問題集で回答集が欠損しているもの
・語学本などでCDが欠損しているもの
です。

ご自身の不用品が取り扱い可能な商品や状態であるかどうかを確認しましょう。