買取のコツ
宅配買取のメリットやデメリットとは?出張買取との違いも解説!
「いらなくなった漫画や小物を持って外出するのは億劫」
「近くに条件の良い買取店がない」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで、今注目されている宅配買取と出張買取のメリットとデメリットについて紹介します。
□宅配買取のメリットとは?
宅配買取の特徴は、お店とオンラインで連絡を取り合い、宅配便で発送することです。
そのため、場所や時間に縛られることがありません。
1つ目のメリットは、近場だけでなく、全国にある買取店の中から、取引をしたい店舗を選べることです。
店頭買取だと、近場にある買取店の中から選ぶことになるため、買取金額や店員の対応などの条件が、あまり良くない場合でも、選り好みできませんよね。
その点、宅配買取なら全国にある買取店の中から選べるので、条件の良い買取店に巡り会える可能性が高くなります。
2つ目のメリットは、店頭買取よりも高額で売れることです。
理由としては、宅配買取なら必要な店舗は1つだけなので、店舗の運営費用を削減した分、買取価格を高くすることができるからです。
宅配買取とは違い、店頭買取の場合は、店舗を地域ごとに設置するため、設置した店舗の運営費がかかってしまいます。
そのため、宅配買取の方が店頭買取よりも高く買い取ってもらえる可能性が高いのです。
3つ目のメリットは、交通費が発生しないことです。
当然ですが、家から出なければ交通費が発生することはありません。
宅配買取は家から出る必要がないので、交通費を抑えることができます。
4つ目のメリットは、お店まで荷物を運ばなくて良いということです。
宅配便で送れば良いため、わざわざ買取店まで行かなくていいですし、売りたい物は宅配業者に運んでもらえます。
高値で売ることができればそれで良いため、わざわざお店まで行きたくはないですよね。
それに、集荷を無料で行ってくれる買取店もあります。
荷物を運ぶための自動車がいらないため、自動車を持っていない人でも労力はあまりかかりません。
5つ目のメリットは、移動時間と待ち時間が発生しないことです。
移動時間や待ち時間は、意外に長い時間かかるものなので、店頭買取の場合、買取ってもらうだけで丸1日かかってしまうこともあります。
そうすると、大抵の場合、平日は行けませんし、せっかくの休日を買取で潰してしまうことになりかねません。
一方、宅配買取なら、オンラインでのやり取りや配送など、1つ1つの作業に要する待ち時間の間は自宅や職場で過ごせるため、平日に買取の連絡や梱包作業を進めることも可能です。
6つ目のメリットは、あまり他人に見られたくないような物でも、人目を気にすることなく売れることです。
店頭買取では、店頭のレジに売る物を並べて査定してもらうため、店内に居るお客さんや店員さんの視線が気になってしまいますよね。
宅配買取なら、全ての段階において、人目を気にする必要がないので、少し恥ずかしい物を売りたい時は、宅配買取がオススメです。
7つ目のメリットは、キャンセルしやすいことです。
わざわざ査定してもらった後に買取をキャンセルすることは、申し訳なくてできないという人も、中にはいらっしゃるでしょう。
そうでない人も、買取までのやり取りや配送に日数がかかるので、その間に、本当に売りたいと思っているのかを冷静に見つめ直すことができます。
そして、キャンセルしたいと思った時は、面と向かって言うのではなくメールを送信するだけで済むため、心理的負担が軽く済みます。
□宅配買取のデメリットとは?
1つ目は、梱包作業や段ボールなどの用意には、意外と手間がかかってしまうことです。
送る物の種類にもよりますが、できるだけ中身が傷つかないように梱包する方が良いため、その分手間が生じてしまいます。
一度にやってしまおうとするよりも、買取を考え始めた時点で、隙間時間などに少しずつ梱包作業を進めておくと慌てずに済みます。
2つ目は、お金が振り込まれるまで日数を要することです。
そのため、即日でお金を手に入れたい人に、宅配買取は向いていません。
入金されるまでの日数は、長くても1週間程度です。
もちろん、宅配便が店舗に早く届いて、査定と金額の交渉がスムーズに行えたら、数日以内に入金してもらうことも可能です。
3つ目は、キャンセルをした時に、返送料を負担しなくてはならない場合があることです。
店舗によっては返送料を店側が負担してくれることもあるかもしれませんが、そうではない店舗の場合、返送料は自己負担になります。
もちろん、何か手間が生じるわけではありませんし、宅配便の量にもよりますが、返送料はそれほど高くないはずです。
とはいえ、売るかどうかを迷っている物については、念のため気持ちが決まるまでは売りに出さない方が良いでしょう。
4つ目は、送れない物もあることです。
送れない物とは、例えば大きすぎて宅配便としては送れない物や、そもそも運送会社が取扱をしていない物などです。
そのような送れない物を売りたい場合は、宅配買取ではなく、出張買取や店頭買取を利用する必要があります。
□出張買取のメリットとデメリットを解説!
*出張買取のメリット
1つ目は、梱包作業を業者の方にやってもらえることです。
また、宅配便では送れない物や、サイズの大きな物を梱包して運んでもらえます。
2つ目は、家から出る必要がないことです。
移動時間や交通費が生じないので、その分の時間とお金を他のことに使えます。
3つ目は、査定士と対面で行えることです。
そのため、査定結果の理由を知れるので、次回以降の買取に活かすことができます。
また、追加で査定してもらいたい物が出てきた時に、その分を依頼することができます。
もちろん、査定結果を踏まえた金額交渉もその場で行うため、その日の内に現金化できることも、対面で行うメリットです。
*出張買取のデメリット
1つ目は、査定士や宅配業者を家に入れなければいけないことです。
そのため、人に見られても恥ずかしくないよう、家の掃除を行っておく必要があります。
2つ目は、訪問されるとキャンセルしにくいことです。
もちろん、査定士の方は仕事ですので、キャンセルされても気にしないと思いますが、そうは言っても、申し訳なく感じてしまう気持ちはあることでしょう。
3つ目は、訪問日時を予約するため、その日時にスケジュールを縛られてしまうことです。
とはいえ、査定にそれほど長い時間を要する訳ではないので、それほど気にする必要はありません。
それよりも、査定士が訪問できる日時を、査定士のスケジュール次第で決める必要があることの方が、自由に予約できないことにつながると思います。
4つ目は、査定士に訪問していただくので、対応可能エリアが店舗の近くに限定されてしまうことです。
その点では、場所を選ばない宅配買取の方が魅力的だと言えます。
□宅配買取と出張買取それぞれに向いている人の特徴
*宅配買取に向いている人
1つ目は、査定結果の金額が想定より少ない場合でも、交渉が苦手で仕方なく妥協してしまう人です。
2つ目は、査定士の都合に合わせて自分の日程を調整することが、スケジュール的に難しいという人です。
3つ目は、家が散らかっていて、家の中に査定士や宅配業者の方を入れたくない人です。
*出張買取に向いている人
続いて、出張買取に向いている人の特徴を紹介します。
1つ目は、梱包作業や、移動など労力をかけたくない人です。
2つ目は、宅配便では送れない、サイズの大きな物を売りたい人です。
3つ目は、高価で送ることに不安が生じてしまう物を送りたい人です。
□まとめ
今回は、宅配買取と出張買取のメリットとデメリットについて紹介しました。
買取と言えば店頭買取が一般的ですが、インターネットで連絡をすれば、店頭買取よりも楽に買取を行えます。
この記事で紹介した宅配買取と出張買取の違いを基に、自分に合った買取方法を選んでみてください。