買取のコツ
宅配買取を利用する際のダンボールの詰め方とは?解説します!
宅配買取サービスとは、買い取ってもらいたいものをダンボールに詰めて業者に発送するだけで買い取ってもらえるサービスです。
宅配買取を利用する際は、自分自身で梱包しなければなりません。
梱包がしっかりできていないと、輸送中に傷がついてしまう恐れがあります。
トラブルにならないためにも、梱包の仕方をきちんと把握することが大切です。
梱包方法は、ジャンルによっても異なります。
この記事では、本とブランド品の2点を取り上げ、梱包方法をお教えします。
1つのダンボールに入れる適切な量についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
□宅配買取の梱包でトラブルにならないためのコツとは?
トラブルにならないための梱包のコツは以下の4つです。
*ガムテープは十字に貼る
ダンボールの底をガムテープで十字貼りにすると、重さを支える効果が大きいので大切な商品を安全に届けられます。
ガムテープにはダンボールのそこ部分を閉じる役割だけでなく、重さを支えるという役割があります。
底を閉じるだけならば一本貼りで良いですが、その場合底抜けしてしまう危険性が高いです。
底抜けを防ぐためにも、ダンボールの底部分は十字貼りにしましょう。
*緩衝材で商品を保護
商品によって耐久性は異なりますが、耐久性の高さに関わらず全ての商品を緩衝材で保護することをおすすめします。
取り外しできる部分は取り外して緩衝材に包むといいでしょう。
*空いた隙間にも緩衝材を詰める
商品と商品の間に隙間があると、輸送中に商品同士がぶつかってしまい傷がついてしまうかもしれません。
そうならないために、商品と商品の間は緩衝材で埋めましょう。
商品同士の間の隙間だけでなく、商品と段ボール間の隙間も埋めるとなお良いです。
*重いものは下に
もし、軽いものの上に重たいものを乗せると重さによって軽いものが傷ついてしまう恐れがあります。
そのような場合を避けるために、基本的に重たいものから詰めるようにしましょう。
□本の綺麗な詰め方とは?
宅配買取で本を売る際、せっかく丁寧に本を保管していても梱包方法に失敗して輸送中に傷がつき、買取価格が下がってしまうことがあります。
本はサイズにもばらつきがあるため、意外と詰めるのが難しいです。
本を綺麗に詰めるコツは以下の2点です。
・ダンボールに緩衝材を敷く
・平積みで詰める
本を1冊ずつ緩衝材で保護するより、ダンボール全体に緩衝材を敷くことをおすすめします。
緩衝材がない場合はタオルやビニール袋でも代用できます。
防水対策も兼ねているので、できる限り敷くようにしましょう。
また、本を詰める際はページが折れるのを防ぐため平積みで詰めることをおすすめします。
もし、同じサイズの本を詰めたい場合は、本の開く側同士が向き合わないように詰めることもポイントです。
大判の本があれば、平積みではなく上に載せるといいでしょう。
□ダンボールの組み立て方をご紹介!
ダンボールの組み立て方は様々あり、中にはクロス組みといってガムテープを使わずに組み立てられる方法もあります。
しかし、クロス組みはガムテープを使わない分強度が下がってしまうので、輸送中に底抜けしてしまう可能性も高いです。
ダンボールを組み立てる際は、必ずガムテープを使うようにしましょう。
ガムテープの貼り方は以下の4通りです。
・一の字貼り
・十字貼り
・H貼り
・キの字貼り
下に行くほど、強度が強い貼り方になっています。
一の字貼りは横に1本だけガムテープを貼る方法で、十字貼りは漢数字の十のようにガムテープを貼る方法です。
H貼りは十字貼りをした後、ダンボールの側面にガムテープを貼ることでさらに強度を高める効果があります。
最も強度に優れている貼り方はキの字貼りで、カタカナのキをイメージしてガムテープを貼ります。
重たいものを入れるときは、キの字貼りがおすすめです。
□ブランド品やジュエリーはダンボールにどう詰めたらいい?
*ブランド品の梱包方法
ブランド品を梱包する際に忘れてはいけないことは、ギャランティーカードを忘れずに梱包することです。
ギャランティーカードは、その商品がブランド品であることを証明できます。
ギャランティーカードがあることで買取価格がアップしますので、保管している場合は忘れずに梱包しましょう。
また、収納袋や箱も一緒に保管している場合はそちらに商品を入れた状態で梱包することが大切です。
もし、箱や袋がない場合は必ずビニール袋や緩衝材などに入れて傷むのを防ぎましょう。
特にエナメル素材はビニール同士で輸送中にくっついてしまう恐れがあるので、ビニール袋より紙製の袋や緩衝材を利用することをおすすめします。
*ジュエリーや貴金属の梱包方法
ジュエリーや貴金属は些細な衝撃でも傷ついてしまう恐れがあるので、より丁寧に梱包する必要があります。
購入した際につく箱が残っていれば、必ず箱に入れて衝撃から守りましょう。
箱に入れても中で商品が動いてしまう場合は、中に丸めた新聞紙を詰めることで対策できます。
また、オリジナルの箱がない場合は、家にあるサイズがあった箱でも構いません。
箱を自分で選ぶ際は硬めの素材を使用した箱を選ぶことをおすすめします。
□ダンボール1箱に入れる適切な量をご紹介!
ダンボール1箱に入れる適切な量は、持ち運ぶ際を考慮して容易に持ち運びできる程度の量にすることをおすすめします。
多く入れすぎた場合、持ち運ぶ際に大変ですし、輸送中にそこが抜けてしまうかもしれません。
重たいものを段ボールに詰めて隙間ができる場合は、丸めた新聞紙やタオルなど軽い素材のものを利用して隙間を埋めましょう。
本の場合、高さ25センチメートルのダンボールに詰める際、文庫本は90冊、漫画は60冊が目安です。
漫画を100冊売りたいと考えている方は、2つの段ボールに分けて詰めることをおすすめします。
また、ダンボールは自分で用意しなければならない場合もありますが、宅配買取でダンボールを利用する場合は業者から無料で用意してもらえる可能性が高いです。
当社では申し込みの際に、必要な量を記載していただければ無料で宅配キットをご自宅までお届けいたします。
自分自身で用意したいけれど、自宅にちょうどいいサイズがないという方は近くのスーパーやコンビニでもダンボールを調達できます。
ちょうどいいサイズのダンボールがない場合は、そこで適切なサイズを見つけてみてはいかがでしょうか。
ネットショッピングを利用すればダンボールを入手できますが、宅配買取のためにネットショッピングを利用することは効率的ではないためおすすめしません。
日頃からネットショッピングを利用されている方は、日頃のお買い物のついでにダンボールを入手してみても良いと思います。
□まとめ
宅配買取を利用する際、買取価格を下げないためにも丁寧に梱包することは必要不可欠です。
トラブルを避けるためにも、ダンボールの底は十字貼りにして、緩衝材で商品を保護しましょう。
また、型崩れしやすいものや壊れやすいものを重たい物の下に置くことも避けた方が良いです。
梱包する際は、重たいものから入れることもポイントです。
宅配買取を利用する場合、フリマアプリより手間はかかりませんが、ダンボールを組み立てて商品を梱包しなければいけません。
緩衝材の利用や、ダンボールの組み立て方など今からでもできる工夫を施し、買取価格が下がらないようにしましょう。