買取のコツ
古いカメラの買取についてご紹介します!
押し入れの奥に眠っている古いカメラをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
思い出の詰まった大切なカメラだから、捨てられないけど、もう使うこともない、とそんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
せっかくなら、眠っている古いカメラを有効活用することをおすすめします。
この記事では、古いカメラの買取について、その方法や選び方のポイント、高く売るためのコツ、古いカメラの買取店の選び方についてご紹介します。
□古いカメラの買取方法
古いカメラを売る方法には、大きく分けて3つの方法があります。
1: 店頭買取
店頭買取は、カメラを売る際に最も一般的な方法です。
カメラ専門店であれば、買取だけでなく下取りもしてくれる店舗があり、お得に買い換えられます。
店舗へ持ち込むメリットは、目の前で査定してもらえる点と、買取金額をその場で受け取れる点です。
また、査定の待ち時間が発生しますが、カメラ店や周辺のお店をみながら時間を潰せるため、買い物のついでに査定してもらえるというメリットもあります。
しかし、店舗へ持ち込む場合、複数の店舗の買取金額を比較しにくいことが残念なところです。
複数店へ足を運ぶのは時間がかかりますし、そもそも買取店が近所に複数なく、比較することすらできないケースもあるでしょう。
金額を気にしないのであれば、近所の店舗で買取してもらうのも選択肢のひとつです。
しかし、高く買取ってもらいたい方は、相見積もりに時間がかかるため、店舗への持ち込みはおすすめしません。
どうしても店舗へ持ち込んで買取してもらいたい場合は、電話やメールでの事前査定を利用して相見積もりをとってから、店舗で査定してもらいましょう。
2: 宅配買取
宅配買取は、店舗が近くにない業者にも買取してもらえる方法です。
宅配買取は、売りたいカメラをダンボールに詰め、配送業者に集荷してもらうだけで買取してもらえる方法です。
自宅にいながら買取してもらえるため、隙間時間にカメラを売りたい人におすすめです。
多くの業者が送料無料で宅配買取を受け付けており、ダンボールなどの梱包材を無料で送ってもらえる業者もあります。
注意点は、キャンセル時の返送料を自己負担としている業者もあることです。
万が一、査定結果に納得できない場合、費用を負担して返送してもらうか、そのまま買取してもらうかを選ばなければなりません。
そのため、宅配買取を利用するなら、返送料も無料の業者を選びましょう。
3: 出張買取
出張買取は、査定士が自宅に来て買取してくれる方法です。
売りたいカメラが多数ある場合でも、運んだり梱包したりする手間がかかりません。
自宅に来るといっても、家の中に招き入れなければならないわけではありません。
玄関で査定してもらい、手続きもそのまま進められます。
買取が成約した際は、基本的にその場で現金を受け取れます。
□古いカメラの買取店の選び方
古いカメラの買取店を選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。
1: カメラの知識や査定経験が豊富か
さまざまなメーカーやモデルがあるカメラの査定には、豊富な知識や経験が必要です。
買取店の公式サイトから、これまでに買取をしてきたカメラのメーカーやモデル、買取実績の数などについてチェックする必要があります。
特に、売ろうとしているカメラと同じモデルの買取実績が多い業者があれば、査定を受ける候補にいれるべきでしょう。
2: 再販力があるか
カメラを買取したあとの販売方法についてもチェックしてみてください。
自社店舗や自社オークションでの販売を行ってたり、海外への販路を豊富に持っていたりする買取店が狙い目です。
再販するための手段が整っている買取店は「高く売る」ことに長けています。
高く売れる見込みがあると、利益の確保と買取価格への還元が両立できるため、高価買取が期待できるでしょう。
3: 手数料がかからないか
買取を利用する際に、利用者側の費用負担があるかどうかについて確認しましょう。
買取店によっては「査定料」「出張料」「振込手数料」「キャンセル料」「返送料」などの手数料が必要なケースがあります。
手数料がかかる場合、買取金額から差し引かれて実際に受け取る金額が目減りしてしまうため、注意が必要です。
公式サイトなどをチェックし、査定を受ける前に確認しておく必要があります。
4: 口コミ評価が高いか
実際に買取を利用した人から寄せられた「口コミ」も重要な情報のひとつです。
利用者が自由に書き込める口コミからは、買取価格についての感想はもちろん、店舗スタッフの接客態度や査定の待ち時間、振込入金までの日数など、多くの情報が得られます。
ただし、なかには悪質な誹謗中傷が含まれていることもあるので、すべての口コミを鵜呑みにしてはいけません。
自分が知りたいポイントにフォーカスしつつ、客観的な視点で確認することが大切です。
□古いカメラはそのまま査定に出しましょう
古いカメラは、メンテナンスせずにそのまま査定に出しましょう。
古いフィルムカメラの美観を整えようと、自分でメンテナンスしてから査定に出す方が少なくありません。
しかし、実は間違ったメンテナンスがカメラの価値を損ねることがあります。
よく聞く「きれいにしてから査定に出す」という常識とは異なりますね。
カメラは精密機械です。
繊細な部品で作られており、一度分解すると元に戻せないことも少なくありません。
また、古いフィルムカメラの場合、根本的に現在のカメラと作りが違うこともあります。
カメラいじりが趣味の人が下手にいじってしまい、壊れてしまったということもあるのです。
価値ある骨とう品的なカメラは下手にメンテナンスせずに査定依頼をしましょう。
実は、そのままにしておいたほうが高価買取の可能性は高いです。
□古いカメラを高く売るポイント
古いカメラを高く売るためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
1: カメラの状態を良く保つ
カメラの状態が良ければ良いほど、高価買取が期待できます。
そのため、できるだけ丁寧に扱って、傷や汚れを防ぎましょう。
特に、レンズは指紋や汚れがつきやすいので、丁寧に拭き掃除をすることが大切です。
2: 付属品を揃える
カメラ本体だけでなく、付属品も揃っている方が高価買取になりやすいです。
付属品には、レンズキャップ、ボディキャップ、ストラップ、取扱説明書、保証書などがあります。
これらの付属品は、カメラの価値を証明する重要な要素なので、可能な限り揃えておきましょう。
3: カメラの価値を理解する
カメラの価値は、メーカー、モデル、年式、状態、希少性などによって大きく異なります。
自分のカメラがどのくらいの価値があるのか、事前に調べておくことが大切です。
インターネットや専門誌などで情報を収集し、相場を把握しましょう。
4: 複数の買取店に査定してもらう
複数の買取店に査定してもらうことで、より高い買取価格が期待できます。
買取店の査定基準はそれぞれ異なるため、同じカメラでも買取価格に差が出る場合があります。
複数の店に査定を依頼することで、より高い金額で売却できる可能性が高まります。
□古いカメラを売るときのよくある疑問点
古いカメラを売るときには、様々な疑問があるかもしれません。
ここでは、よくある疑問点について解説します。
1: 壊れているカメラでも買い取ってもらえるのか
壊れているカメラでも、買取してもらえる場合があります。
ただし、壊れているカメラは、正常に動作するカメラに比べて買取価格が低くなる傾向にあります。
また、修理可能な故障であれば、修理してから買取に出す方が高価買取になる可能性があります。
2: レンズだけを売ることはできるのか
レンズだけを売ることも可能です。
ただし、レンズ単体で買取してもらえる業者は限られています。
カメラ本体と一緒に売る方が、より高価買取になることが多いです。
3: 古いカメラの価値はどのように決まるのか
古いカメラの価値は、メーカー、モデル、年式、状態、希少性などによって決まります。
希少価値の高いカメラや、状態の良いカメラは、高価買取が期待できます。
4: 買取金額はどのくらいで決まるのか
買取金額は、査定の結果によって決まります。
査定では、カメラの状態、付属品、市場価値などが総合的に判断されます。
5: 買取金額に納得できない場合はどうすればいいのか
買取金額に納得できない場合は、他の買取店に査定を依頼してみましょう。
6: 買取後の保証はあるのか
買取後の保証については、買取店によって異なります。
保証がある場合は、保証内容をよく確認しましょう。
□まとめ
この記事では、古いカメラの買取について、その方法や選び方のポイント、高く売るためのコツなどを解説しました。
古いカメラの買取方法には、店頭買取、宅配買取、出張買取などがあります。
買取店を選ぶ際は、カメラの知識や査定経験が豊富か、再販力があるか、手数料がかからないか、口コミ評価が高いかなどをチェックしましょう。
古いカメラは、メンテナンスせずにそのまま査定に出しましょう。
古いカメラを高く売るためには、カメラの状態を良く保ち、付属品を揃えましょう。
思い出の詰まった古いカメラを、適切な方法で売却し、新しいカメラ購入の資金に充てたり、思い出として保管したりしましょう。