断捨離

宅配買取で漫画を手放すときのダンボールの詰め方とは？解説します！

漫画にはまると、つい全巻集めたくなってしまいますよね。
しかし、自分の中でのブームが過ぎると、大量の漫画は収納スペースでかさばってしまいます。

そんな方は漫画を手放すときに、宅配買取を利用するのがおすすめです。
漫画を宅配買取に出すときには、梱包の際にいくつか気をつけるべきポイントがあります。
トラブルを避けるためにも、梱包作業は注意して行う必要があります。
そこで今回は、宅配買取で漫画を手放すときのダンボールの詰め方について解説します。

□トラブルを避けるための梱包のコツ

宅配買取をするときには、どのように梱包するのかを知っておく必要があります。
梱包がうまくできずに、送っている最中に商品に傷がついてしまうと、買取価格が下がってしまう危険性があるからです。
ご自身の不利益にならないよう、しっかりとポイントを抑えて梱包してくださいね。

＊ガムテープは十字貼りにする

大切な商品をしっかり保護するためにも、ガムテープは十字貼りにしましょう。
ご紹介する梱包のコツの中でも、最も手間がかからない上に重量に耐えられやすい貼り方です。

一般的に、ガムテープは段ボールの底を支えるために貼るものだという認識があります。
しかしガムテープには、重さを支えるというもう一つの役割があるのです。
ガムテープの底が一本貼りでしか支えられていないと、重さに耐えられずに底が抜けてしまう恐れがあります。

もし、輸送中にガムテープが剥がれ、段ボールの底が落ちて商品が傷ついてしまうと、買取価格が下がってしまいます。
このような事態を避けるために、十字貼りをしておくことをおすすめします。

十字貼りをすると、段ボールの底部分にかかる重さが分散され、底が抜ける心配もいりません。
また、底部分の十字貼りだけでなく、ダンボールの左右もしっかり留めておくことを忘れずに行いましょう。
隙間が空いてしまうと、ほこりやごみが入ったり、ガムテープが剥がれやすくなったりする可能性があるからです。

＊緩衝材で商品を保護する

商品の梱包に慣れている方にとっては当たり前かもしれませんが、商品をきちんと緩衝材で保護することも、トラブルを避けるための梱包のコツの一つです。
商品によって商品自体の耐久性は異なりますが、どんな商品でも同じように緩衝材を使うことをおすすめします。

また、ダンボールの底部分に配置する商品でも、しっかり緩衝材を多めに使うようにしましょう。
段ボールの底部分は配送の際に他の段ボールが積まれたときの衝撃や商品自体の重さによって傷がつきやすい部分なので、クッションとなる緩衝材が必要です。

緩衝材を使う時は、ダンボールの底や角に重点的に入れ、他の商品とぶつからないようにすることがコツです。
このポイントを意識することで、大切な商品をきちんと保護できます。

＊重いものは下に入れる

複数の商品を一つの段ボールに梱包するときは、重いものを下に入れるようにしましょう。
軽い商品の上に重いものが乗ってしまうと、軽い商品が潰れたり歪んでしまったりします。

また、重さだけでなく、ダンボールの重心考えて梱包していく必要もあります。
重心が偏ってしまうと、運ぶ時にバランスを失いやすく、運搬中に落下しやすくなってしまうからです。
四方が同じくらいの重さになるようバランスを取って梱包してみてくださいね。

□漫画をきれいに梱包するためのコツ

ここでは、ダンボールにきれいに梱包していくためのコツをご紹介します。
手順と併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.ダンボールの底抜け対策と水濡れ対策

まずは、ダンボールの底抜け対策と水濡れ対策をします。
底抜け対策には、上記で紹介した十字貼りがおすすめです。
両方の側面まではみ出すように長めにテープを貼ることで、より強度を確保できますよ。
そして水濡れ対策として、全ての隙間にもガムテープを貼り付けましょう。

2.緩衝材を入れる

ダンボールを組み立て、緩衝材を入れていきます。
運搬中の商品の損傷を防ぐだけでなく、防水目的としても有効です。

3.本を平積みで入れる

次に、実際に漫画を入れていきましょう。
なるべく状態の良いまま漫画を送るためには、縦積みではなく、表紙が見えるよう平積みで入れていくのがポイントです。

縦積みをしてしまうと、ページが折れたり、本が歪んでしまったりして、査定額が下がってしまう可能性があります。

また、同じサイズの漫画を隣り合わせて梱包するときは、小口と呼ばれる本の開く側の面が隣り合わないように並べていれることもポイントです。
小口をダンボールの外側に向けていれることで、小口の破れやゆがみを防げるのでおすすめです。

4.隙間を埋めるように入れる

ダンボールの面積に対して、隙間を埋めるようにして入れていくのもポイントです。
例えば、漫画と一緒にCDや大判の本を梱包するときには、サイズがまとまっている本を下に、大判の本を上に詰めるとダンボールの面積を有効活用できるのでおすすめです。

5.隙間に緩衝材を詰める

商品と商品の間に隙間があると、商品が動いてしまいます。
商品が動かないよう、隙間に緩衝材を詰めて商品に傷が付かないようにしましょう。

6.Ｈ貼りをして完了

ダンボールの上面にガムテープで封をする際は、水濡れを防ぐためにH貼りをしましょう。
H貼りとは、隙間をすべて埋めるようにしたガムテープの貼り方です。

□ダンボールの組み立て方

ダンボールを組み立てるときは、上記で紹介した通り、十字貼りをすることをおすすめします。
組み立て方は他にもあるため、ここではダンボールの組み立て方をご紹介します。

＊おすすめの組み立て方

・一の字貼り

ダンボールの底面を一枚のガムテープで止める方法です。
中身が軽いものであれば問題ありませんが、重いものを梱包するときは底が抜けてしまう恐れがあります。

・十字貼り

一の字貼りよりも重いものを梱包するときは、先述の通り十字貼りがおすすめです。

・H貼り

底面の中央と左右にガムテープを貼って組み立てる方法です。
H貼りをするときは、表面がざらざらしたガムテープを使うことをおすすめします。
ツルツルしたものを使ってしまうと、段ボールを持ち運ぶときに手が滑りやすくなってしまうからです。

・キの字貼り

十字貼りよりもさらに強度を増した組み立て方です。
カタカナのキの字になるようガムテープを貼り付けます。
特に重いものを梱包するときにおすすめの方法です。

＊よくない組み立て方

・クロス組み

クロス組みとは、ガムテープを使わずに、ダンボールの底を交互に折り重ねて箱にする方法です。
この組み立て方では、重いものを詰めたときに簡単に底が抜けてしまいます。

・側面までガムテープを貼っていない

ガムテープを貼るときは、長めに切って側面までしっかり貼り付けなければいけません。
側面までガムテープを貼っていないとダンボールの強度が落ちてしまい、底抜けしてしまう原因になるからです。

□ダンボールに入れる適切な量とは？

本をまとめて大量に入れると、意外と重たくなってしまいますよね。
詰めすぎてしまうと、底抜けの原因になるので注意が必要です。

ダンボール一箱に入れる量の目安としては、簡単に持ち運べる程度の重さをおすすめします。
冊数の目安としては、縦横36センチメートル、高さ25センチメートルのダンボールの場合、コミック60冊、単行本35冊、文庫本90冊が目安です。

□漫画を梱包する際の注意点

漫画を梱包するときには、いくつか注意すべきポイントがあります。

・量に見合ったサイズのダンボールを用意する

売りたい漫画の量に対して、ちょうど良いサイズのダンボールを選びましょう。
大きな隙間ができてしまうと、隙間部分が潰れて漫画に傷がついてしまう可能性があるからです。

・平積みにする

漫画を縦置きにして梱包してしまうと、ダンボールが積み上げられたときに曲がってしまいます。
漫画や書籍は縦方向の力には非常に弱いので、平積みにしてしっかり支えられるようにしましょう。

・隙間は必ず緩衝材で埋める

ちょうど良い大きさのダンボールを用意できても、完全に隙間を無くすことは難しいですよね。
そんな時は、緩衝材で隙間を埋めましょう。
緩衝材が家にないときは、不要になったチラシや新聞紙を丸めて入れても効果がありますよ。