買取のコツ
古本の売り方にはどんな方法がある?売る際の注意点も解説します!
「家に本が多すぎて困っている」
「買ってはみたものの、結局読まなかった」
本や漫画、雑誌を読むのが好きな人の中には、このような悩みを抱えている方もめずらしくはないでしょう。
しかし、本を売った経験がないので、どのようにして売れば良いのかわからず、売らずに捨ててしまっている方が多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、古本の売り方と注意点について解説します。
□古本を売る方法について
古本を売る方法を3つ解説します。
1つ目は、古本屋です。
本を売る方法として最も有名なのは、古本屋にて買取してもらうことでしょう。
なぜなら、かなり昔から存在しているからです。
しかし、昔ながらの古本屋も良いですが、ブックオフや駿河屋といった最近の古本屋では、店頭買取だけではなく、出張買取を行なっているところもあります。
尚、出張買取では、一度に30冊以上の古本を査定することが利用条件なので、30冊以下の場合はお店まで行って店頭買取をしてもらうことになります。
店頭買取の場合は、古本屋の中で本でも読みながら時間を潰すことになりますが、出張買取なら自宅にいるだけで良いので、査定中の暇な時間を自宅で有効に使えるでしょう。
もちろん、出張買取ができない古本屋もありますので、事前に調べておきましょう。
2つ目は、フリマアプリです。
メルカリやラクマ、ヤフオクなど、フリマアプリを利用して売るのも一般的になってきました。
フリマアプリの大まかな流れとしては、本の状態をカメラで撮影し、説明文とタイトルを書いてから、値段と発送の仕方について決めます。
そして、出品した商品が売れた場合は、通知が来ますので、やり取りをして本を送ります。
フリマアプリによっては、購入者に本が届いた後、購入者と出品者がお互いに取引を評価し、振込申請をしたら完了となります。
このように、フリマアプリでは出品者として多くの作業を行う必要がありますし、1品1品出品するので、大量の古本を処分することにはあまり向いていません。
もちろん、査定される訳ではなく、出品者が値段を決められるため、利益率が高いことはメリットです。
3つ目は、宅配買取です。
古本屋の「大量の本をまとめて売れる」という点と、フリマアプリの「自宅で完結できる」という点を共に満たしているのが、宅配買取です。
宅配買取では、古本をまとめて段ボールに入れ、買取業者に配送し、メールで金額の交渉をするだけで売ることが可能です。
フリマアプリでは、出品した商品が売れるよう、様々な心配りやテクニックが必要であり、その点が手間となってしまいますが、宅配買取ではそのような手間はありません。
宅配買取を行うには、買取業者に買い取りの依頼をしましょう。
もちろん、店舗によっては自分で段ボールや梱包材を用意する必要がありますが、配送キットが送られてくる場合もあるので、必ずしも用意する必要はありません。
査定額に不満があったり、送った後に必要になったりした場合でも、キャンセルをすれば返送してもらえます。
□宅配買取のメリットについて
続いて、宅配買取してもらうメリットについて4つ解説します。
1つ目は、人目を気にすることなく古本を売れることです。
大人向けの本や雑誌、DVDや写真集は、あまり人に見られたくないという方は多くいらっしゃるでしょう。
そのため、宅配買取を利用することがオススメです。
2つ目は、査定が終わった後、売ることを決断するまでに時間があることです。
なぜなら、宅配買取ではメールでやり取りをするからです。
査定額によっては売るかどうか迷っている本は、宅配買取を利用することがオススメです。
3つ目は、店舗に行く必要がないため、買取店までの距離を考慮せずに、売りたい買取業者に売れることです。
そのため、買取条件の良い業者を選んで売れるメリットがあります。
店頭買取の場合は、お店まで品物を持って行く必要があるため、どうしても近場に限定されてしまいます。
そのため、車を持っていない方や、田舎に住んでいる方は、宅配買取がオススメです。
4つ目は、インターネットを使えば、買取価格を事前に調べられることです。
買取価格を調べておけば、妥当な査定額であるかどうかを判断する際の参考になります。
そのため、宅配買取では、事前に買取店の公式サイトやGoogle検索で、売りたい本の買い取り相場を確認しておくことをオススメします。
□メルカリで本を売る際の注意点について
ここでは、メルカリで本を売る際の注意点を4つ解説します。
1つ目は、相場です。
他の商品がどれくらいの値段で売れているのかを調べておくと、価格を設定する時にとても参考になります。
早く売ることを優先して値段が安すぎると利益が薄いですが、高すぎるとそもそも買ってもらえません。
そのため、メルカリで売りたい本を検索して、出てきた商品の値段を把握しておき、数円からで良いので相場よりも安くしましょう。
また、SOLD条件で検索して相場を調べていると、まれに他の商品よりも明らかに安い値段で売れた商品がありますが、これは他の商品とのまとめ買いをしてもらうことで値段を安くしている可能性が高いので、あまり参考にはしない方が良いでしょう。
2つ目は、商品の写真と説明文です。
本の状態を写真から判断してもらうため、できるだけ状態がわかりやすいように撮影しましょう。
例えば、1枚目は本の全体を映す、傷や汚れは隠さずに撮影する、照明を調節して反射をなくす、などの工夫ができます。
商品の説明文は、写真の補足となるよう、具体的に書いておくと良いです。
また、購入者が読みやすいような文章を心掛けることも、重要なポイントです。
3つ目は、商品の梱包です。
本や雑誌は衝撃に強いからと言って、梱包を雑にやってしまうと、配送途中に傷が付いてしまったり、購入者からの評価が下がったりする恐れがあります。
本の梱包は、それほど大変な作業ではないので、出品者の評価を高めるためにもやっておくことをオススメします。
4つ目は、まとめ売りです。
1度にまとめて売れば、送料と梱包及び発送の手間を減らせるため、意識すると良いでしょう。
特に、本や雑誌は1品1品の値段が安い傾向にあるので、まとめ売りをしてコスト削減しておくと、利益率を高められます。
□本を高く売るコツについて
できるだけ本を高く売るためにも、ここでは本を高く売るコツを3つ解説します。
1つ目は、古本の状態をきれいにしておくことです。
当然ですが、見た目が良くない本は高く売れません。
汚れや傷、書き込み、日焼け、色あせは予防が肝心です。
本に付いているホコリは、事前に拭いておきましょう。
2つ目は、まとめ売りです。
なぜなら、シリーズをセットで売れば、お店側としてもお客さんに売りやすくなりますし、まとめて買う代わりに少し高く買い取ってくれるからです。
また、買取店舗によっては、まとめて売った場合にボーナスとして、買取価格を上げてくれるキャンペーンを開催することもあります。
3つ目は、高く売れるタイミングで売ることです。
特に漫画や小説などでは、アニメ化や映画化によって買い手が増えて、買取価格が高くなることがあります。
もちろん、一時的に高くなったとしても、しばらくすると買い手が減って値段は下がってくるので、タイミングを見極めることも大事です。
また、ビジネス書や自伝など、一般的な書籍の場合は、一時的に高い値段が付くことはあまりないので、売りたいタイミングで売ると良いでしょう。
□まとめ
今回の記事では、古本を売る方法と注意点について解説しました。
気づいたらたくさんの本を買ってしまい、家の中が散らかってしまいがちな方は、ぜひ古本を売ってみてください。