買取のコツ
メルカリでお酒を送る際の送料はどうやったら抑えられる?

「お中元での贈り物でお酒をもらうことがよくあるけれど、家族の誰もお酒を飲まないから、売りに出したい」
このように思いつつも、お酒の処理の仕方に頭を悩ませている方は多いでしょう。
しかし、同時にメルカリでお酒を販売しても良いのか疑問をお持ちの方も多いはず。
そこでこの記事ではお酒をメルカリで売っても問題ないのか、メルカリでお酒を送る際に送料を安く抑える方法ときれいな梱包方法について解説します。
お酒専用の収納ボックスの手に入れ方についても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
□お酒をメルカリで売っても問題ない?
そもそも、お酒をメルカリで売っても問題ないのかと疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
結論から申し上げますと、出品自体には問題ありませんが、ルールが定められているので、ここではそのルールについて解説します。
ルールの1つとして知っていただきたいのが、継続的な販売でなければ酒類の販売は問題ないということです。
他人から譲ってもらったものや、自分で飲もうと思ったがやっぱり飲むのを断念したものなど、家庭において不要なお酒に関してはメルカリへの出品が可能です。
なぜなら、これは基本的に継続的な酒類の販売に該当しないためです。
逆にお店のように継続的にお酒の販売を考えているのであれば、販売業の免許が求められます。
しかし、継続的に酒類の出品をしているユーザーを見かけることもあるでしょう。
ヤフーオークションを例にとると、事業者向けにヤフオクストアというものが設けられており、出店する際には必要な免許の提示を求めているようです。
これは酒類も例外ではなく、事前に酒販免許の提示を求めているため、違反には当たりません。
また、ここでもう1つ重要なルールがあります。
それは、アルコール度数の高い酒類の出品は禁止されているということです。
アルコール度数が高くなってくると、新型コロナウイルス関連の出品禁止物に指定されているため、出品できません。
60パーセントを超える商品はメルカリのようなフリマアプリやヤフーオークションで共通の出品禁止物です。
メルカリの場合はスピリッツやジン、ラムやウォッカのような酒類や、アルコール度数の高い食品添加物や添加物製剤も出品禁止ですので、注意してくださいね。
□メルカリで安く送る方法とは?
メルカリでお酒を安く送るにはどのような方法を用いればよいのでしょうか。
メルカリでお酒を販売して安く発送するなら、メルカリが独自に持っているらくらくメルカリ便で送るのがおすすめです。
らくらくメルカリ便は、メルカリとヤマト運輸が提携しているサービスで、通常の宅急便と同じサービス内容で、安く送れるのが特徴的です。
送料は全国一律で、例えば60サイズのウイスキーを送る場合は、どこへ送っても700円しかかかりません。
なお、100サイズまでであれば、日本郵便と提携しているゆうゆうメルカリ便のゆうパックでも同様の送料で送れます。
ここまでらくらくメルカリ便について解説してきましたが、この方法では着払いにして送ることができません。
そのため、送料分も計算に入れた上で出品時に、商品代金に含める必要があります。
どうしても着払いにして送りたい場合には、通常のゆうパックを利用して送ると良いでしょう。
宅急便や飛脚宅配便で着払いにして郵送できます。
ただ、メルカリ便を利用しない場合は匿名配送や宛名書き不要のようなサービスを利用できない点には注意してくださいね。
□お酒のきれいな梱包方法を解説します!
メルカリで継続的に利益を出すには、買い手からの高評価が重要ですよね。
お酒の取引に関してはきれいな梱包が評価に直結します。
そこでここではお酒のきれいな梱包方法について解説します。
まず、お酒の梱包に際して必要なものとして、以下のアイテムが挙げられます。
・ビニール袋
・エアパッキンやエアークッションのような緩衝材
・段ボール
・お酒専用の箱
・ガムテープや養生テープ
お酒はガラスボトルに入っているものが多く、衝撃に弱いです。
そのため、輸送中に破損しないように丁寧に梱包することが重要になります。
エアパッキンのような緩衝材を使って全体を包み、細長い専用箱に入れて配送することをおすすめします。
梱包に必要なアイテムをご紹介したところで、箱を利用した場合とそうでない場合に分けて梱包方法を解説します。
1つ目は箱を利用した場合です。
まずはビニール袋を使ってお酒を包みましょう。
エアパッキンで全体を包んだお酒を、お酒専用の細長い箱に入れて梱包したら完成です。
2つ目は箱を利用しない場合です。
まずは箱を利用した場合と同様で、ビニール袋を使ってお酒を包みましょう。
箱を利用しない場合は、強い衝撃から守るためにお酒全体をエアパッキンで厚く包みましょう。
容器がペットボトルや缶であれば、それほど警戒する必要はありませんが、お酒の容器はガラス製のものが多いので、梱包には注意しましょう。
エアパッキンを使ってお酒を厚く包んだら、段ボールに入れて封をして完成です。
お酒は割れ物ですので、ワレモノ注意シールを貼っておくと安心でしょう。
梱包方法をご紹介したところで、お酒の梱包や発送する際の注意点について解説します。
お酒の梱包や発送時に注意しておきたいのは「できるだけコンパクトに梱包すること」「冷蔵品はクール便を検討すること」の2つです。
メルカリで商品を安く発送するには、軽くコンパクトにすることがポイントです。
商品のサイズにマッチした資材を使用して、可能な限り隙間を作らないように意識すると良いでしょう。
また、冷蔵品の場合はクール便を利用しましょう。
生酒のような「クール便専用」と表記されているお酒は、配送の際にクール便を利用しましょう。
なぜなら、お酒の品質を落とさないためには、急激な温度変化を避ける必要があるからです。
お酒はクール便で配送するのが良いですが、到着した後に常温で保存してしまうと逆効果になってしまうため、注意が必要です。
「クール便専用」の記載がない場合は、常温でも配送可能です。
□収納の専用ボックスはどこで手に入る?
お酒を収納するために必要な専用ボックスはどこで手に入るのでしょうか。
主な方法は「クロネコヤマトの営業所で購入する」「集荷に合わせて専用ボックスを送ってもらう」の2つです。
梱包のための専用ボックスはクロネコヤマトの営業所で購入できます。
しかし、在庫が残っているかは事前に確認しておきましょう。
専用ボックスの組み立ては少々難しいですが、直接営業所で購入すると組み立てセットしてるものがもらえるのでおすすめです。
また、クロネコマーケットで注文すると、ウェブや電話からでも購入できます。
また、集荷の依頼をする際に専用ボックスを一緒に持ってきてもらうことも可能です。
ただし、ドライバーが必ずしも専用ボックスを持っているとは限りませんので、あらかじめ専用ボックスが必要なことを伝えたり、営業所の在庫状況を調べておいてくださいね。
□まとめ
継続的にお酒を販売するのでなければ、メルカリ上でお酒を販売できます。
今回ご紹介した内容を参考に、買い手から高評価をゲットしてくださいね。
メルカリでお酒を出品する際には、他の食品とは違うルールが定められていることに注意しなければなりません。
出品禁止ではありませんが、出品前にはそれぞれのルールを確認し、配送方法に気をつけて取引をしてください。